弁護士費用

 

弁護士費用は、弁護士費用特約のご契約の有無で大きくご負担額が変わります。

弁護士費用特約とは、通常自動車保険の特約として契約されているもので、交通事故に遭われた場合に相手方へ損害賠償請求をする際に必要となる弁護士費用を、保険会社が負担することを内容とする保険商品です（弁護士費用特約について、詳しくはこちらへ）。

弁護士費用特約は、同居のご親族が契約されている自動車保険やご本人が未婚の場合は別居のご両親の自動車保険でご契約されている場合にも利用できることがございます。ご親族の自動車保険の保険証をご確認いただくか、保険会社へご確認ください。

• 弁護士費用特約なしでご依頼される場合（相手方に任意保険契約がある場合）

  相談料	初回面談のみ無料。2回目以降は30分毎に5,000円（税別）。
  基本料金	20万円（税別、後払い）
  報酬金	経済的利益の10％（税別）。 異議申立、訴訟、調停及び紛争処理センターへ移行した場合は17％（税別）

  ＊別途、実費（カルテ開示費用、郵送料等）をお支払いいただきます（後払い）。

＊相手方から損害賠償の金額の提示があった後のご依頼の場合でも、その金額を含めた経済的利益を基に弁護士報酬を計算します（提示金額からの増加額を基に計算するわけではありません）。

　

2回目以降の相談料以外の費用は、すべて保険金が支払われた後または賠償金が支払われた後の後払い（相手方が任意保険に加入している場合のみ）とさせていただきますので、ご依頼の時点で弁護士費用をご用意いただく必要はありません。

相手方が任意保険に加入していない場合の報酬規程につきましては、上記報酬規程とは異なり、事案の難易度・業務量等を勘案した上で個別に着手金及び報酬金を設定させていただいております。
また、その場合にはご依頼時に着手金をお支払いいただく必要がありますので、予めご了承ください。

 

• 弁護士費用特約を利用してご依頼される場合

各保険会社の弁護士費用特約をご利用いただけます。

弁護士費用特約により保険会社が負担する弁護士費用は、当該ご契約の約款により定められています。そのため、弁護士費用特約の適用範囲外の弁護士費用については、ご負担いただくこととなります。その場合は、保険金が支払われた際または事件終了時に獲得金額からお支払いいただくことになります（事件解決前に委任契約が解除される場合を除きます）ので、ご依頼いただく際に弁護士費用をご用意いただく必要はありません。

弁護士費用特約の保険金額（上限金額）を超えない場合で保険会社が負担しない実費（医療鑑定費用など）がかかる場合には、事前にご説明した上でご相談のうえ方針を決定します。

 

①　相談料　　30分毎に5,000円（税別）

②　着手金、報酬金

損害額	着手金（税別） 請求額を基に計算	報酬金（税別）
300万円以下の場合	8％ （最低金額10万円）	16％
300万円を超え3000万円以下の場合	5％+9万円	10％+18万円
3000万円を超え3億円以下の場合	3％+69万円	6％+138万円

調停、訴訟、紛争処理センターへ移行した場合、上記着手金の4分の1の額を追加着手金としていただきます。

＊ご依頼前に後遺障害の等級が認定されており、かつ、すでに相手方から損害賠償案の提示があった場合で、異議申立を行う段階からのご依頼については、弁護士費用特約による報酬とは別に、基本料金として50万円をお支払いいただきます。
この費用については、異議申立の結果にかかわらず、獲得金額からご依頼人個人でご負担いただきます。

 

③　事案簡明な自賠責保険の請求における手数料（税抜）

　　150万円以下　　　　　3万円
　　150万円を超える場合　経済的利益の2％

④　日当（税抜）　事件処理のため移動時間が生じた場合

　　往復2時間を超え4時間まで　　3万円
　　往復4時間を超え7時間まで　　5万円
　　往復7時間を超える場合　　　10万円

 

⑤　実費　カルテ開示費用、鑑定費用、郵送料等